大朝アグリカルチャーラボ

耕作放棄地を活用した新しい農業の研究プロジェクト。大きな投資、そして大量生産の必要な今までの農業から、小規模で多品種型の『稼げる農業』を研究するブログ

田んぼゼミ2017 第2回目が開催されました

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 前回から1ヶ月と1週間。植えたこいもみじの苗がすくすくと成長すると同時に田んぼには雑草が生えてきました。今回は田んぼの草取りと梅の収穫、ぶどう畑の手伝いを行いました。

 

 

もくじ

1. 田草取り
2. お昼ごはん
3. 梅の収穫
4. しば餅
5. 解散です

 

 

1. 田草取り

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写真は今回と前回のゼミでの田んぼの様子です。
田が青々としてきているのが感じられます。

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よく見ると雑草が。
このような雑草をこれからどんどん抜いていきます。

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一番厄介なのはヒエ。
ヒエが土壌の養分を奪い稲の減収を招いてしまいます。
おいしいどぶろくのために気合いを入れて引っこ抜いていきましょう。

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みんなで草取りのスタートです。
抜いた草は丸めて田んぼの土の奥深くに埋めてしまいます。
こうすることで肥料になってもらいます。

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写真は草取り前後の様子。
比較するとかなりきれいになっているのがわかります。

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稲はカエルにとっての休憩所にもなっています。

 

2. お昼ごはん

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草取りの後はお昼ごはんを頂きました。
男達の胃袋によってあっという間に平らげられてしまいます。
今回も地元のお母さんたちの料理がとてもおいしかったです。

 

3. 梅の収穫

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午後は梅の収穫、しば餅作り、ぶどう畑の手伝いの3班に分かれて活動します。
筆者は梅の収穫班です。

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今年は裏年?例年に比べて実が少ないんだとか。
そんな年もあります。

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梅の実は葉っぱにまぎれてわかりにくい。
参加者は探すのに夢中になっていきます。

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近くの林からタケノコまで収穫されました。

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収穫した梅は参加者達で分けて持ち帰ります。

 

4. しば餅

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梅の収穫から土居田屋に戻ると地元のお母さんたちと参加者がしば餅を作っている最中でした。

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しば餅=まき餅=かしわ餅?一般的にはかしわ餅と呼ばれますが大朝ではしば餅やまき餅とも呼ばれているんだとか。

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しばらくするとブドウ畑の手伝い班も帰ってきました。
みんなが集まったところでしば餅を頂きます。
蒸したての香りがとても良いです。
香りを楽しめるのは作りたてならではですね。

 

5. 解散です

 しば餅を食べた後はみんなで休憩です。それぞれしば餅の名前の由来を調べたり寝そべったり梅酒の創り方を話したり、おもいおもいに過ごしました。梅酒は日本酒(21度以上)と梅を1:1で入れるのが一番おいしいんだとか。砂糖は入れずに3ヶ月置き、飲む少し前にお好みでちょっと入れるほうが甘さを調整しやすくて良いそうです。ぜひ試してみよう!
 PM4:00に解散です。次回も普段しない体験やお酒の話をまた学びたいですね。