大朝田んぼゼミ2017が開講されました
かつて大朝にあった福光酒造を復活させるプロジェクトです。
4代目となる蔵元の福光寛泰さんが酒造再興のためどぶろく・果実酒の醸造を目指しております。
そのための米作りとぶどう畑の手入れを手伝いました。
半年間で5回の講座が開講され、今回はその1回目となります。
もくじ
1.田んぼの線引きと畑作業
2.朝光醸造元の見学
3.ぶどう畑の見学
4.田植えスタート
5.お昼ごはん
6.ぶどう畑で草取り
7.PM2:30 解散です
1.田んぼの線引きと畑作業
初日は稲を植えるための補助線を引きました。
一往復ごとに交代で作業をします。まっすぐ引くのは以外と難しかったようです。
青空のもと自然に囲まれた大朝にはとても気持ちのよい時間が流れます。
カエルとカエルの卵にとっても居心地の良い場所のようです。
線引きと並行して畑の作業もします。写真は畝立ての作業風景です。
雑草と共生する農業を目指しており、畑にはきれいな花が咲いています。
2.朝光醸造元の見学
線引きを終えたあとは福光酒造の朝光醸造元を見学しました。
一階は酒造りの作業場。現在改装中で、酒造りについての説明を受けています。
二階は昔の日本を思わせる部屋がならびます。
お祭りの見物等に使えるようにしたらいいかなと考えているそうです。
皆さんとても気に入っている様子でした。
3.ぶどう畑の見学
初日の最後はぶどう畑の見学です。
写真はぶどう畑の一角。
いろいろな品種を育てているワイン用ぶどう畑です。
もともと森林だった場所を地元の人々の助けを借りて開墾したんだそうです。
ぶどうの木が十分に成長するには数年かかるらしくそれまでは収穫はお預けなんだとか。
4.田植えスタート
二日目はいよいよ本番の田植えです。
植えるのはこいもみじという名の品種。
どぶろくの原料ですね。
大朝の特産とするため広島オリジナルのお米を使用します。
一列に並んで田植えがスタートしました。
誰が一番早いか、参加者は競走心をかき立てられます。
田んぼデビューです。初めての感触にびっくりしております。途中稲が足りなくなったので買い足しに行きました。その間しばしの休憩です。あと少しです。重い田んぼに足を取られ皆さん疲労困憊。なんとかやり終えます。
5.お昼ごはん
田植えのあとはお昼ご飯を頂きました。
写真は薪を使ってたいた白米です。
「お米が立っている」と参加者の声が聞こえます。
地元のお母さんたちの料理を頂きました。
ご飯、みそ汁、山菜の天ぷら、たくあん、おからなどなどとてもおいしい料理をごちそうになりました。
6.ぶどう畑で草取り
食事の後はぶどう畑で草とりです。
小さな実が出来ていましたがここでは木の成長を促すため摘んでしまいます。
数年先までガマンガマン。
7.PM2:30 解散です
農作業のあとなのに以外にも体は元気になっていると感じました。
太陽の下で体を動かしていることで体も心も晴れ晴れとしたのだと思います。
人間にはこんなふうに体を動かす機会が日常に必要なんだなあ、という気持ちになります。
ゼミではみんなで作業をして、休憩中はおもいおもいに過ごしました。
そこは友達の家でゆるりとした休日を過ごす、そんな感じの気持ちのいいイベントでした。